肺がん治療19 抗ガン剤治療で注意する点11 落ち込んだとき

肺がん治療19 抗ガン剤治療で注意する点11  落ちこんだときの相談方法

肺がん治療 抗ガン剤治療で注意する点11

それから精神的なストレスですが、治療期間中なんとなく体がだるいとか、ストレスがいつもかかっている感じがする、あるいは眠ろうと思ってもぐっすり眠れない、といった精神的な疲労感を患者さんが時々訴えられます。このことが治療そのものによっておこってきているのか、あるいは病気そのものによっておこってきているのか、それはよくわからないことが多いのですけれども、こういう状態を続けておくとうつ病という状態になることがあります。このような精神的なストレスあるいは、疲労感とか倦怠感、十分眠れないという症状があるときは、いわゆる心をみてくれる先生、たとえば精神科や心療内科のドクターに診ていただくことをおすすめしています。九大病院の場合は必ず精神科の先生にみてもらうようにしています。精神科というとなかなか、ちょっと敷居が高いといいますか、受診しにくいと患者さんがよくいわれるんですが、欧米では精神科にかかるのは当たり前となっていますので一人で悩まずに気軽に相談してもらいたいと思います。現在、九大病院ではこのような精神的ストレスがどれくらいかかっているかということを入院時にアンケートで調べさせてもらっています。もし強くストレスがかかっている患者さんの場合には精神科のドクターに病棟に来てもらって、病棟でお話しを聴いてもらうということをおすすめしています。もちろん通院治療されている方の場合は自宅でリラックスできる方法がいろいろあると思いますけども、入院していますとなかなかできませんので、できるだけ心のケアも含めて治療をすすめていく必要があります。逆にいつもイライラして落ち着かない精神状態になることもありますが、やはりこれも心の問題であることが多いですのでこういう場合も心療内科、精神科の先生に相談しながら一緒にやっていっています。

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